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「収入」と「所得」はどう違うのか?

ネット記事を読んでいると、「収入」と「所得」があまり区別されずに使われていて、いつも意味の解釈に悩みます。そこで違いについて調べてみました。

収入と所得の比較表

引用元収入所得
goo辞書金銭や物品を他から収め入れて自分の所有とすること。また、その金品。「安定した―を得る」「臨時―」⇔支出。1 その身に得ること。また、得たもの。
「其落付を品性と教育からのみ来た―とは見傚 (な) し得なかった」〈漱石彼岸過迄
2 一定期間に、個人・法人が勤労・事業・資産などによって得た収入からそれを得るのに要した経費を控除した残りの純収入。「課税―」
財務省国税庁所得税は、会社からもらう給料や、自分で商売をして稼いだお金などにかかる税金です。こうして手に入れた1年分のお金(収入)会社からもらう給料商売たおなどから、経費などをいたりの金額のことをいいます。
厚生労働省国民生活基礎調査 20-21-yougo_r3)(記載なし)雇用者所得=世帯員が勤め先から支払いを受けた給料・賃金・賞与の合計金額をいい、税金や社会保険料を含む。
総務省(家計調査)実収入……いわゆる税込み収入であり、世帯員全員の現金収入を合計したものである。(記載なし)
金融庁金融広報中央委員会「手取り収入」とは、“手元に来るお金”のことです。給与所得者でいえば、給与支給額から税金(所得税、住民税)と社会保険料(会社員の場合は雇用保険、健康保険、厚生年金保険などの保険料)が差し引かれた後の金額です。財務省と同じ)

まとめ

通常は、所得税法上(国税庁)の用語を使うことが一般的(つまり収入は入ったお金、所得は入ったお金から経費を控除した残り)ですが、調べてみると奥が深いことがわかりました。