節約技術

元浪費家が買わない暮らし使い切る暮らしを実践

節約に目覚めたきっかけって何?

なぜ節約に目覚めたのか?

たくさんお金を使ったからといって幸福度が上がるとは限らないことが分かったから。

なぜそう言えるのか?

高級車に乗っていた時より軽自動車に乗り換えた時のほうが満足度が高いことを経験した。

軽自動車への乗り換えの経緯

●浪費が激しかった頃
私は1988年に大学を卒業して社会人になりましたが、
その後数年間は生活がとても苦しかった時期があります。
理由は高級車のトヨタのマーク2を買ったり、高価な洋服をバンバン買ったりして、
ムダに見栄を張っていたから。
当時は「高価なものはいいものだ」という固定観念があったのです。

●軽自動車に買い替え
転機が訪れたのは、バブルの余韻が残る1992年、
当時私が住んでいた実家には一台分の駐車スペースがあり
そこには自分の車(マーク2)を駐車していました。
実家には、当時兄も住んでいて、新たに車を買うことになりましたが、
駐車スペースが空いていません。
兄との話し合いの結果、私の車(マーク2)を軽自動車に買い替えることになりました。
(実家の駐車スペースは小さい車ならギリギリ2台駐車できる広さだったのです)

●気づいたこと
「軽自動車も結構いいじゃないか」ということ。
車を買い替える際には、レベルダウンの不安もありましたが、
結果的にはいい意味で予想がはずれました。
マーク2を乗っていた時には、実はてんこ盛りの機能
(ありあまるエンジンパワーや最初に調整したら2度と使わないリモコンミラーなど)
を使いこなせていない自分にストレスを感じていましたが、
軽自動車に乗り換えてからは、そのストレスから解放されたのです。
細い道や狭い駐車場では、むしろ軽自動車のほうが乗りやすいぐらいでした。
これまで高価なものや大きなものが良いと思っていましたが、
モノは必要最小限が心地よいことに気づかされました。

ストレスを感じていた時の話は、まわりの人にはあまり共感してもらえないのですが、
たとえるなら次のような感じです。

買ったけどほとんど着ていない洋服があり、それを見た時のモヤモヤした
気持ちに近いといえばイメージしてもらえるでしょうか?

まとめ

たくさんのお金を使ったからといって幸福度が上がるとは限らないことが分かり
満足度の高いお金の使い方を徹底するようになりました。

ただし、若いうちから節約ばかりすることはおすすめしません。
お金を無駄遣いするということも一つの経験だからです。
それと、高級車に価値を感じる人はもちろん買えばいいと思います。
それ自体を否定しているわけではありません。