【全館空調もどき】30坪(60畳)の戸建て住宅を6畳用エアコン1台で実現
2022年に建てた戸建て住宅のわが家
最近の戸建て住宅は、断熱性能が向上し、エアコンに表記してある畳数表示のものを取り付けると、オーバースペックになってしまうことが広く知られています。そこで、わが家に適正なエアコンを算定しました。
我が家(戸建て)の仕様
・建坪15坪(9100mm×5460mm)
・総二階建てで延床面積30坪の3LDK
・2階リビング
・道路付けは東向き6m
・南側は駐車場のため日当たり良好
・第三種換気方式
全館空調に必要なエアコンのスペックは?
延床面積30坪=60畳(100㎡)に6畳用(10㎡)エアコン1台で対応可能でした。
具体的な計算式は?
●まずはUA値の算出
わが家のUA値を算出しました。
UA値=0.529W/㎡K
詳細な算出方法は以下のとおりです。
●空調負荷計算
冬の暖房はガスファンヒーターがメインなので冷房負荷のみに着目
以下の試算表の空調負荷の②の2.590kWが冷房に必要な最大能力となります。
その下のS22YTES-Wはダイキンエアコンのカタログからの引用ですが、
6畳用エアコンの冷房の最大能力が2.8kWと確認できます。
2.8kW > 2.590kW
なので、6畳用エアコンで全館空調可能であることがわかりました。
引用元:https://ec.daikinaircon.com/ecatalog/CR21349-1X/index_spn.html